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2018年3月15日 (木)

臓腑と七情

治療を開始してから5ヶ月目。

手足の冷えと頸部痛を訴える患者さん。

最近、ようやく手の指先があたたかくなってきたとのこと。

毎回、治療の効果が感じられず、こちらもこんなに頑固な原因

を探るのに四苦八苦しておりました。

長年の仕事環境、生活環境、体質、性格、・・などを伺っており

ましたが、後になってから過去のトラウマに悩まされているとのお話

をしてくれました。その方の場合は、暴力を受けてきたことによる恐怖心

でした。

東洋医学では、人間の感情を「七情」で説明されています。

そして、それが人間の臓腑器官と密接につながっていて、度を越えたもの

は病状として、体にあらわれます。

*怒れば気は上る・・・・・・・・・・肝

*喜べば気は緩む・・・・・・・・・・心

*悲(憂)しめば気は消える・・・肺

*恐れれば気は下る・・・・・・・・腎

*驚けば気は乱れる・・・・・・・・腎

*思えば(思い悩めば)気は結す(固まる)・・・・・脾

臓腑にある気血の機能に変化をおよぼすということです。

精神の保養に注意を払い、精神的刺激を除外することが

出来れば、本来の臓腑機能の回復へとつながります。

治療を通して、患者さんの精神的苦痛を取り除くことが、身体の

頑固な症状を改善へと導く。。。

それまでの治療では、隠れていた七情の問題を捉えきれていませんでした。

まだ身体全体の冷えは頑固に存在しておりますが、少しずつ気血

が動き出したので、楽になっていく部分が増えていくように、しっかり

治療を行ってまいります。

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