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東洋医学

2018年3月15日 (木)

臓腑と七情

治療を開始してから5ヶ月目。

手足の冷えと頸部痛を訴える患者さん。

最近、ようやく手の指先があたたかくなってきたとのこと。

毎回、治療の効果が感じられず、こちらもこんなに頑固な原因

を探るのに四苦八苦しておりました。

長年の仕事環境、生活環境、体質、性格、・・などを伺っており

ましたが、後になってから過去のトラウマに悩まされているとのお話

をしてくれました。その方の場合は、暴力を受けてきたことによる恐怖心

でした。

東洋医学では、人間の感情を「七情」で説明されています。

そして、それが人間の臓腑器官と密接につながっていて、度を越えたもの

は病状として、体にあらわれます。

*怒れば気は上る・・・・・・・・・・肝

*喜べば気は緩む・・・・・・・・・・心

*悲(憂)しめば気は消える・・・肺

*恐れれば気は下る・・・・・・・・腎

*驚けば気は乱れる・・・・・・・・腎

*思えば(思い悩めば)気は結す(固まる)・・・・・脾

臓腑にある気血の機能に変化をおよぼすということです。

精神の保養に注意を払い、精神的刺激を除外することが

出来れば、本来の臓腑機能の回復へとつながります。

治療を通して、患者さんの精神的苦痛を取り除くことが、身体の

頑固な症状を改善へと導く。。。

それまでの治療では、隠れていた七情の問題を捉えきれていませんでした。

まだ身体全体の冷えは頑固に存在しておりますが、少しずつ気血

が動き出したので、楽になっていく部分が増えていくように、しっかり

治療を行ってまいります。

2018年2月16日 (金)

冬という季節

昨年の秋に知り合いから株を分けてもらったエンジェルトランペット。

花がトランペットのベルに似ているのが名の由来でしょうか。

北海道の冬の寒さには耐えられないので、室内で春を待っております。

すべての葉を落としまるで枯れ木の様に、内心ちょぴり不安です。。。

エネルギーを蓄えているんですね。

春になって、陽の力が強くなると新芽が出てくるよとのこと!!(^-^)

以前、勉強会での「素問」の中で、  

~春・夏・秋・冬における肉体的、精神的生活態度を論じ、人は天地の

気に調和して生活すべきである~

冬の三か月間を閉蔵という。それはもろもろのものが、門戸を閉ざして

とじこもる季節である。この期間は、水は氷り、地は凍てついて寒さが

厳しいので、さすがに天の陽気もこれをやわらげることが出来ないほど

である。この時は、夜は早く寝、朝は遅くまで床にあって日が昇ってから

起き、寒気に損なわれないようにしなければならない。

精神的には気を静めて、何かしなければと思う志などふせ隠し、また

ひそかな心持で、常に満足していなければならない。肉体的には直に

寒さにふれぬよう、体を温かく保つように、過労して汗をかき、陽気を

たびたび逃すことのないようにしなければならない。。。

季節季節に合わせて天地の陰陽の気と同調することが、健康の基本

といえるようです。

しかし、現実の生活の中では、なかなか難しいです。

ですが、無理しすぎを減らして、春の新芽のように今の冬の時期を大事

にしましょう。エネルギーを蓄える、休息と回復。これが冬のキーワード

ですね!!

2018年2月 8日 (木)

皮膚の反応

現在、当院では腰・膝・肩の痛みやこりの治療の他に、うつ、精神不安症、

耳鳴り、めまい、複視、帯状疱疹後神経痛などの治療をおこなっております。

いずれも、治療アプローチは、問診から脉・腹診を経て本治法をおこない、

身体全体のバランスを整えた後、標治法をおこないます。

治療の量は、脉はもちろん皮膚の状態が教えてくれます。

気が充実したら終了となります。

あくまでも、鍼とお灸のみです~

充実した状態の皮膚は、治療前のそれとは全然ちがうことに、

毎回施術している自分が、すごいなと感じるほど明確に反応

します。

脉や皮膚の変化が治療を導いてくれる、、、ヒトの身体のすごさに

改めて感心する毎日です!!(^-^)

2017年3月19日 (日)

本治法

昨日の三叉神経痛のおばあちゃん。

痛みがつらいのが表情からうかがえる。

脉を診て 肺虚肝実 の七十五難で。

心包使って、腎。

それでも肝実が残っているようで、胆輸瀉。

自分でも意外なほどに肝がやわらかく、しまった脉に。

と同時に  「今、痛みがすっとした。。。」 

普段口数少な目のおばあちゃんのつぶやきに、びっくり。

患部を触らず、ナソを軽目にして終了。

次回に、その後どうだったかきいてみます。

今回の証を決めた感覚、選穴、手技の流れが、今までにない

充実したものでした。

治そう、良くしたい、役に立ちたい、、、、など 施術者としての願望。

今回は、それがなかったのです。

良く解釈すると、力が抜けていたのか?

天からの陽気、地からの陰気を受けて、自分の鍼先を通して、自分が媒体

として、あとはお任せする。自分を主張しない。

いつも師と仰ぐ先生から、教えていただいていることが、こういう感じ

なのかなと思った一日でした。

経絡治療のやりがいを改めて実感!! です~  (^-^)

2016年11月 5日 (土)

心と身体

(o^-^o)ある患者さんの鍼灸に対する、治療を受ける側の気持ちが変わったなぁ~と。

こうなれば、不思議と結果が希望する方向に向かっていく、、、、。

最初は鍼灸も半信半疑、鍼灸治療後に、 

「終わったら湿布貼るから手伝って~ 」coldsweats01  私の説明不足もあり、反省ありですが・・・

鍼・灸で気血を調整して、自然治癒力(自己治癒力)を引き出すー。

そうすることで、人間の身体は本来の生命力に従って、自動的に治ろうとする

ものなんですね。

でも、人間には身体とともに、”心”があるわけで、内側から外側からと、影響を

受けやすいので、よい影響・悪い影響がそのまま身体にも反映されるんです。

心または、精神のバランスを崩していることから身体の不調へとつながっている

場合、身体つまり、症状の出ている部分だけ一生懸命治療しても、その時は一時的

に楽になったとしてもすぐに元に戻ってしまいます。

鍼灸は、心、精神面の不調にも大変強みを発揮します。

つまり、心と身体の両方にアプローチしていかないと、自然治癒力は引き出せない

と考えます。

経絡治療は心と身体、つまり全身を考えて治療していく治療技術なんです。(o^-^o)

最初の患者さんに戻りますが、最近、心と身体のバランスが整ってこられ、鍼灸を

全身で受け止めて下さるようになったと感じております。

 

2016年11月 1日 (火)

経絡治療を行っています!!

治療している症状で多いのが、痺れ(下肢)を伴う腰の痛みがあります。

腰の骨(腰椎)が原因と診断され、ほとんどが慢性で苦しんできた方ばかりです。

今日の往診の患者さんも同様で、もう1年以上継続治療させていただいておりますが、

ご高齢のこともあり、最初診た脈は、沈遅虚で、膝から足の指先にかけて大変冷えてお

り、身体全体の皮膚が固く、しかし、お腹は力なくふにゃふにゃ、、、といった状態でした。

腰や、足(ふくらはぎ・足の甲)には湿布の貼り過ぎによる皮膚のかぶれもありました。

まずは、冷えた身体・緊張した筋肉・皮膚はもちろん、その原因と考える内臓の経絡を

脈診等から証をたて、選穴したツボ(経穴)に接触だけの鍼をして、一鍼ごとに脈で検脉

しながら最低限の鍼数で本治と呼ばれる治療を行い、次に、深い冷えに対してのお灸

を施し終了しました。(それ以降は省略しますが・・)

現在は、腰の痛みも軽減し、痺れも弱くなり、おかげで以前は鍼されても全くわからなかっ

たけど、最近は鍼されてるのがよく?わかると、、。 感覚がはっきりしてきたと。

( 接触鍼でも手技が下手だとチクッとさせてしまうんですよね、、、 coldsweats01 )

私は、経絡治療を学び、実践しております。

筋肉に深くアプローチする、または鍼に電気を流すことで刺激を与える治療ではございま

せん。(場合によっては深く刺す時もありますが)

東洋医学の陰陽論・五行論を基に、臓腑と経絡のつながりを学び、内臓や神経の病変

も経絡で考え、その反応点である皮膚点を探り当て、そこに鍼を接触してアプローチする

方法です。不思議と、身体は反応し出すんです。  (今日はこの辺で)

痛い鍼、熱いお灸はしませんので、むしろ、物足りない?と思われるかも・・・

しかし、是非、一度体験してみてください。(o^-^o)

無料体験やってますよ~!!   (お一人様1回まで)

お気軽にご連絡ください。 TEL011-788-5559  まつひさ鍼灸院

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